4月14日の夜、私は、のんびりソファーでテレビを見ていました。
ドーンといきなりはじまった激しい横揺れ。
台所でたくさんのものが落ちる音を聞きながら
なす術もありませんでした。
それでも、この日は、停電もせず。ガスの元栓を閉め
iPhoneを充電し
お風呂に水を貯め
落ち着いて行動できました。
夜中じゅう強い余震があり、眠るどころではありませんでしたが
家族や友人とメールやLINEで連絡を取り合い
テレビで情報を入手しながら一夜を明かしました。
翌日も普通に仕事に行き、
まだ余裕がありました。
睡眠不足のため、この日は早めにベッドに入り
寝付いた頃の2度目の大きな揺れ。
今度は地鳴りがして、建物全体が軋みねじれるような音。
昨日は落ちなかったグラスやお皿、観葉植物が全て飛び
大きな音がしました。しかも次々に同じような規模の揺れが襲い
しばらくはベッドから動くこともできませんでした。
停電で見渡す限り真っ暗。。。
深夜にも関わらずLINEやメールで家族や友人と連絡を取り合い
それで少しずつ落ち着き。でもこの日も一睡もできず。
夜明けを待って、断水と停電が続くことが分かり
市内の実家に身を寄せました。
熊本で生まれ育った私。
熊本城や阿蘇神社のあんなに悲しい姿を見るなんて
思いもよらなかったです。
いつも通る東海大学や南阿蘇では未だ救出活動が続いています。
被害が大きかった方の辛さ、きつさには言葉もありません。
こうやって書くことにも抵抗ありますが
無事であることの有り難さに感謝しつつ。
そして、いまも全国から警察、自衛隊、消防隊、救急隊
ボランティアの方が続々と熊本入りされてます。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

職場に届いた水のペットボトル。
全国からの善意、本当にありがとうございます。
私は負けません。できることを探していきます。
熊本人として、互いに協力して頑張りたいです。